大規模修繕工事

建物の健康を保ち、安心で快適な生活を…「大規模改修工事」とは、ビルやマンションにおいて、約10年毎に行われる建物の全面的な改修工事です。長くお使いになる建物ですから、出来るだけ良い状態で維持する為に、しっかりと検定し、満足される大規模改修工事を行っていただきたいと思います。

ビル、マンションの大規模修繕工事は、外観を綺麗にする為だけではありません。年月の経過で劣化する建物の保護、資産価値を向上させる為に約10~15年に一度行います。

また、新築工事とは異なり、居住者様が生活する中で施工が行われます。工事期間中は居住者様の生活にご不便・ご迷惑をお掛けすることの無い様に細心の注意をはらい、安全管理にも万全を期して皆様に満足される修繕工事を行っていきます。

工事を行う際にはお客様からいただいたご相談内容を元に、現場の診断・調査を行ってから、最適な工事内容をご提案いたします。
外壁調査・報告も弊社スタッフが行っております。

大規模修繕工事の内容

建物調査・診断

お客様のご要望に応じて建物の総合的な調査・診断を行います。

調査報告書・見積書作成

調査結果とともに最善の仕様・工法で御見積書を作成させていただきます。

工事範囲・内容の決定

調査結果と御見積書の内容について説明を行い、ご予算に合わせた修繕範囲・内容を決定します。

工事請負契約

お客様との同意のもとに工事請負契約を締結します。

工事説明会

お客様に対して工事内容や注意事項をご説明させていただきます。

近隣挨拶

近隣の皆様に対して工事の詳細についてご説明させていただきます。

工事着工

打合せ内容にしたがって工事着工致します。

各種検査

検査チェックシートに従って資材搬入、下地、足場解体前、竣工前に検査を行います。

完成・引渡し

竣工後の建物の引渡しと工事写真や保証書などの完成書類をお渡しします。

アフターサービス

お引渡し後も定期的に当社スタッフが建物の点検を行います。

外壁調査について

耐久性のある鉄筋コンクリート造の建物でも、日常の風雨、光、熱等の自然環境要因や、人的使用状況などにより、経年とともに材料の強度や性能に老朽化・劣化が顕れます。

そこで、外壁の補修工事の基礎資料や外壁の現状把握の為に、外壁調査を行います。主な調査項目は以下の点です。

打診調査

打診用ハンマーで壁面を打診し、打診音により確認します。

ひび割れ調査

クラックスケールでひび割れ幅を測定します。また、長さも同時に測定します。

欠損

欠損部を測定し、記録します。

劣化状態

タイル部、モルタル部欠損・白華現象・タイル部、モルタル部ひび割れ・タイルリブの欠け・剥離・亀裂・発錆・ガラスシーリングの劣化がないか確認します。

※白華現象とは、壁内原因物質が雨などによって表面に移動し、白い粉となる現象です。酸性雨が主要因とされることもありますが、発生原因は様々です。

外壁補修について

外壁塗装を行うと建物の外観をきれいにすることはできます。しかし、十分な調査を行わず、不良箇所をそのままにしてしまうことになります。また、せっかくきれいにしても不良箇所から塗装がはがれてしまい防水処理をした場合には十分な防水効果が得られない場合があります。
弊社では十分な調査を行い、補修作業もクラックの補修作業も行っております。